1月に新築で家を建てましたが、2階の寝室&2つの子供部屋にはエアコンを付けていませんでした。
いよいよ夏が近ずき寝苦しい夜が増えてきて、嫁がどうしてもエアコンがいる!とのことで、夏前の高いであろう7月にエアコンを買いに行ってきました。
結果、満足出来るレベルで購入できたので、購入したエアコンと価格を公開します。
結論:エアコン3台購入の総費用は332,000円(工事費含む)
今回、10畳用×1台、6畳用×2台の計3台のエアコンを新規で購入しました。
総額:332,000円
え?高いですか?この金額でも安いと思った人もいるかもしれません。
僕は正直高いと思いましたが、内訳を見てみてください。
とにかく工賃が高かったです。ある程度の工賃も含めて考えると、納得できる金額かなーと思います。
購入した商品
nocria Dシリーズ 2.2kW 6畳用 AS-D228KS
AS-D22Hのケーズデンキモデルと
nocria Dシリーズ 2.8kW 10畳用 AS-D288KS
AS-D28Hのケーズデンキモデルです
これで買った場所はバレバレですね。ケーズデンキで買いました。
エアコンを少しでもお得に買うための基本戦略
どの家電を買う場合でも大体一緒だと思いますが、結構周りの人の話を聞いていると交渉していなかったり、無理な値引き交渉をしているのも聞きます。
値引き交渉はしっかりと行いつつも、相手のことも尊重して交渉してくださいね。
1.相見積を取る。
いくつかの店舗で見積りを取ります。これは基本ですが、あんまりやり過ぎも良くないと思います。
店員さんも人間です。しつこく値引き交渉の相手をさせられたら、嫌になるし他のお客さんの相手したほうがマシだ。と思われるとそれ以上の対応は無くなります。
100万を超えるような大量購入の時には徹底的にやっても良いかもしれませんが、ほどほどにしておきましょう。
僕の場合は、ガチガチにはやりません。田舎なのですぐそこに他店がある訳でもないので、行ったり来たりが面倒という理由もありますが(笑
僕のやり方は
①本命以外の店舗に最初に行く。(相場確認)
②ストレートに「この後他店を見に行くので、頑張った見積もりを下さい。次の店舗との価格がかけ離れていた場合は再度相談には来ません」と伝える。
③その見積もりを持って次の店舗に行く。
④同じようにストレートに「他店と比べているので、頑張った見積もりを下さい。既に見積りを取っている所がありますが、フェアじゃないのでお見せ出来ません。かけ離れていた場合は、無理な値引きをお願いするのも申し訳ないので、それ以上の交渉はしません」と伝える。
⑤以降、繰り返す。(僕の場合は2店舗か3店舗しか取りません。というか香川県だと選択肢が3つぐらいしかありません(悲)
+なんらかの理由で本命店がある場合は、本命店にはそれもストレートに「料金を比べてますが、〇〇さんで買いたいと思っています。決断出来るように精一杯の見積もりを下さい」と伝えます。
値引き出来る金額なんて、卸価格を考えると相手に特別な事情がない限り、どこも大して変わらないハズです。最初から出来るだけの値引きをお願いすることと、本命店ではここで買いたいという気持ちを伝えればOKという方法で行なっています。
価格が競っている場合は、見せずに思わせ振りな対応をします。価格が思いの外、高い場合には予算組みが無謀か別の要因があると思われるので、ネットなどで相場確認からやり直した方がいいです。
そんな僕の今回の対応は、相見積もり無しでした(笑
この時期のエアコンなので、時間かけて工事に日にちがかかったら高い時期に買う意味が無いと思ったからです。
なので、本命店に行って「ここで買いたいと思っているので、即決出来る提案をお願いします」と伝えました。
後、大手量販店は小物も案外値引きしてくれます。暇そうな平日に暇そうな店員捕まえるか、大物購入時に会計前に、あれも欲しいんだけど安くして。って聞いてみて下さい。普通に20%ぐらいは安くなったりします。
2.機能を絞る
家電製品はハイスペックモデルが一番高いです。当たり前です。
絶対に必要な機能、または明確な利用シーンを想定します。それを伝えて商品選定をしてもらいます。
ただし、こちらは素人です。上位モデルには知らなかった必要な機能があるかもしれません。事前に最低限、ネットで簡単に調べてみるか、どこが違うかを一言聞いておいた方が、後々になっての後悔は無くなります。
その上で、「絶対に必要かどうか」で判断して下さい。そらあった方がいいし、いいなと思う機能が上位モデルには付いているので。
次に僕はメーカーも気にしない事が多いです。どのメーカーも実際はそれほど差がないですし、壊れる時は壊れるし。もしメーカーにもこだわりたいようであれば、NGメーカーぐらいにしておいた方が無難です。
量販店によって売りたいメーカーは違いますし、特別な割引がメーカー間である場合もあるので思いの外安く購入出来ることもありますよ。
今回の僕のオファーは
「価格優先です。メーカーも問いません。お掃除機能だけついたモデルでお願いします」でした。
結果、最安値の商品を出してきて貰いました。
3.型落ちを狙う
白物家電を購入する場合は、積極的に型落ちを狙います。基本10年近く使う想定で購入するので、最新モデル買っても翌年には型落ちです。しかも特別なイノベーションが起きない限り大きく性能は変わりません。
特に今回購入のエアコンは、うちの場合メインの利用が夏です。しかも寝室と子供部屋なので、利用は夜メインです。この後2ヶ月ぐらい使うと、取り敢えず冬まで使わない上に利用が限られた中で、最新モデルを高いお金出して買うのであれば、型落ちで十分でした。
この時期はモデルチェンジの時期ともズレるので、メーカーは選べませんでしたが、上記の最低限必要な内容だけ伝え、ギリギリ残っていた型落ちを他店在庫から引っ張って貰いました。
なので正直、今回のエアコンの質について全く調べていません。多分寝る時、十分涼しく寝られるでしょう(笑
今回購入したのは2018年モデルです。
4.複数同時に購入する。
当たり前のことですが、売り上げ(総額)が多くなればなるほど値引きはしやすくなります。
今回のようなパターンであれば、1台にするか3台にするか迷っていると伝えれば1台の粗利より3台で2台分の粗利が取れればいいと思ってもらえる可能性が高いです。
なので、出来るだけ複数購入する方がいいと思います。
今回の場合も子供部屋は利用頻度が低く、寝室で一緒に寝ればいいかな?とも思っていたので1台か3台で悩みましたが、どうせ買わないといけないし、安くなるのであれば。という話をしたところ、型落ち集めるので買ってくれますか?とのことだったので、最安値になっているであろう型落ちをまとめ買いしました。
多分1台ずつで買うよりも価格も労力も少なくすんだと思ってます。
5.工事代を含めた総額で考える。
エアコンは流石に自分で取り付けは難しいです。必ず専門業者に取り付けてもらうことになります。
ネット通販などで購入すると工事が別途手配&別途料金で価格場合がほとんどです。
合わせて保障などが十分に受けられないこともあります。そのあたりも考慮して金額を確認する必要があります。
今回は3台分の工事代と2階設置1階室外機だったので、工事費が高額になる事が予想されていました。ネットの方が安くなると思いがちですが、エアコン取り付けはネットも案外高い。むしろネットの方が高いことも結構あります。
エアコン本体の価格差にもよりますが、総額では量販店でも対して変わらないことも多いので、それであれば量販店の方が何かあった際に安心かな?と思います。
※量販店の場合、下請け丸投げ系なので信用できないという意見もあるかもしれません。上記はあくまで個人的な見解です。
以上、5つの作戦を念頭に今回の購入に挑みました。
結果は3台分のエアコンなので高いけど満足の結果。となります。
今回効果を発揮したのは、型落ちを狙うことと、型落ちを集めて貰えたことだと思います。
どれだけお得に購入出来たかを検証する。金額の詳細。
それでは金額の詳細を確認しながら、どれだけお得に購入できたのか検証して見ましょう。
まずは内訳は以下の通りです。
AS-D228KS
本体 | 85,000円 |
標準工事費 | 0円 |
配管延長2F→1F | 10,800円 |
配管カバー | 10,368円 |
合計 | 106,168円 |
×2台 | 212,336円 |
AS-D288KS
本体 | 98,496円 |
標準工事費 | 0円 |
配管延長2F→1F | 10,800円 |
配管カバー | 10,368円 |
合計 | 119,664円 |
総額:332,000円です。
集計し直すと
6畳2台 | 85,000円×2台 |
10畳用1台 | 98,498円 |
本体総額 | 268,498円 |
配管延長3台分 | 32,400円 |
配管カバー3台分 | 31,104円 |
工事費 | 63,504円 |
本体価格だけでみると、268,498円(標準工事費込み)
そうです。2階設置の工事費が高いんです。しかも予定では、2台置き架台とさらに延長等で追加料金が発生する予定です・・・。
最安値の検証
工事費はほぼ同等か量販店の方が安い場合も多いので、本体のみで比べてみると
同等製品の2019年モデルを価格ドットコムで確認(2019年7月5日現在)すると
- nocria Dシリーズ 2.2kW 6畳用(AS-D22J):78,968円
- nocria Dシリーズ 2.8kW 10畳用(AS-D28J):96,944円
パッと見、安く見えますが、標準工事費が含まれていません。
標準工事費は会社によって細かく違いますが、今回の条件では特別な差はありません。最安値付近のショップはほとんどの所が15,000円前後の工事代が追加で必要です。
10畳1台、6畳2台を購入すると合計で299,880円になります。
31,382円ほどお得に買えたことになります。
次にネットであれば、型落ちの製品も購入可能です。
同等製品の2018年モデルを価格ドットコムで確認(2019年7月5日現在)すると
- nocria Dシリーズ 2.2kW 6畳用(AS-D22H):59,870円
- nocria Dシリーズ 2.8kW 10畳用(AS-D28H):88,979円
同じように標準工事費相当の15,000円を足すと
10畳1台、6畳2台の合計金額は253,719円になります。
14,779円ほどの追加で買えたことになります。
まとめるとこんな感じです。
購入場所 | 今回(ケーズデンキ) | 価格ドットコム 2019年モデル | 価格ドットコム 2018年モデル |
6畳用価格 | 85,000円 | 93,968円 | 74,870円 |
10畳用価格 | 98,498円 | 111,944円 | 103,979円 |
総額 | 268,498円 | 299,880円 | 253,719円 |
差額 | ー | +31,382円 | −14,779円 |
型落ちがやはり安いですね。しかし10畳用は価格ドットコムと比べても安いですね。
ちなみにメーカー問わずの最安値(2018年モデル、7/5現在)だと
56,100円+15,000円=71,100円
69,800+15,000円=84,800円
が最安値でした。在庫が数個とかなので、見るたびに状況が変わっているので機種名までは記載しませんが、合計金額で、合計金額で227,000円なので、41,498円安く購入することも可能でした。10畳用がとにかく安い。
最後に、今回ケーズデンキ狙い撃ちで買いに行ったのには理由がありました。
もちろん過去の購入からケーズデンキにはいい印象を持っていたこともありますが、「d払い」というドコモのスマホ決済に対応したからです。
ドコモのd払いでは2019年7月1日〜7月31日の1か月間、20%還元キャンペーンを実施しています。
最大50,000円の購入、10,000ポイントまでの還元になりますが、家族3台のスマホで3つに分けて決済してもらいました。
よって30,000ポイント還元予定です。
d払い20%還元キャンペーンはこちらで記事にしました。
30,000ポイント還元も含めて考えると、価格ドットコムの同等商品最安値を下回り、メーカー問わずの最安値でも11,498円差。1台あたり3,832円差なら十分許容範囲ではないでしょうか?
最安値の為に別々のショップで購入した場合、工事手配などの手間もかかりますし、別手配の工事費って追加工賃が高目なことも多いので、状況によっては最安値より安くなっている可能性もあります。
逆に今回工事費が高いので、ここを安く安心して出来るところがあればもっと安く出来る可能性があります。
ちなみに自宅を建ててもらった工務店に電気業者に確認してもらったら、電気屋に一緒にやってもらった方が、保証面と価格面でお得と言われました。(工務店経由なのでマージン取られるというのもあると思われます)
結局いつ買うのがお得?
型落ち品を気にしないのであれば、型落ち品が残っているタイミングが一番お得な時期になります。
モデルチェンジの時期を考えると、多分ゴールデンウイーク前後がやはり買いやすく、型落ち品も選びやすい時期だと思います。
型落ち品以外を買う場合は、年末年始か、案外夏の今の時期も仕入れが多いので、安く出来るって言ってました。
しかしながら型落ち品との価格差が大きいので、特別新商品に欲しい機能がない場合、型落ち品がお得だと思います。
ケーズデンキでエアコン3台購入、お得に買えたのか?まとめ
d払いのキャンペーンを活用することで、十分満足できるレベルでの購入になりました。
店頭では型落ちもほとんど残っていないと思っていたので、型落ちが買えたのはラッキーだったと思います。
その分、型落ちでの価格調べが不十分だったかもしれません。10畳用は安くできる余地が大いにあったので、価格ドットコムの価格をもっと見ていれば良かったですね。
ちなみに、僕の住んでいる香川県ではビッグカメラやヨドバシカメラがありません。ビッグカメラとか行きたいんですが・・・。
型落ちと十分な下調べ、店員さんの気持ちに立った値引き交渉が出来れば、エアコンに限らず全ての家電製品でお得に購入できると思います。
あと1万ぐらいのものでも、安くならない?は聞いたほうがいいと思います。気持ちぐらいは負けてくれると思うので。
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